最近、流行っている AI 機能付きのOCRを目にするので、
その一つ AI JIMY について、トライアル評価した。
1 AI JIMY 概要
ー1 利用者のライセンス登録、利用料金は全てWebで管理、(参考 tableau の契約管理と同じ)
ー2 AI JIMY Paperbot( OCR AI + RPA) 手書き文書読み取り機能
ー3 AI JIMY Converter Exceファイルの便利変換機能 半角全角変換、
2 AI JIMY Paperbot
① AI機能があり、 顧客名を テキストや印鑑から 読み取れる
② 実行形式ファイル(.exe) のため システムのカスタマイズができない、
出力結果に、追加のアプリ(Excel, Python で基幹システムへ登録)が必要
③ 読み取り結果は PDF (元の手描きでファイル名を注文番号 + CSV(後処理用のテキスト) 1文書に1CSV
3 AI JIMY Paperbot ケーススタディ
ケース: 手描き注文書 1注文シートに 複数行の注文明細
一つの顧客から FAXで200件の注文書があり、それを一括読み さらに、200件を基幹システムに登録する ーー を想定
① 注文書のkeyを 注文番号とした場合、 FAXの再送などで 注文番号が重複する ==>重複したら CSVがエラーまたは 後優先 で欠落する
ーー CSV登録のためには 重複しないように 注文番号+日付時刻 で重複を回避する
この場合、 CSV 200件 読み取り後に 後処理PGで、全ての注文番号の重複チェックを行い、重複は 利用者に(両方? それとも どちらか)を選択させる
② 200のCSVファイルを 順番に読み込んで、 1つのテキストファイル(SAPバッチインプットの入力ファイル)を作成する
⇒ ①②は AI JIMY の範囲外で 小職の得意とする範囲
5 AI JIMY Converter
評価 小職は 数式+マクロで対応できるので、利用しない。
Webから関数をコピーして Excel, Spread に数式を入れる
例