Minerva Consulting AI & データエンジニア

業務の高速化・効率化の考え方と実装例

ケーススタディ No.001 サムネイルを見て慌てた

サムネイルを見て慌てた

→ 人間は断片情報から物語を作る

 

 
「6月から被害者急増」のサムネイルを見て動画を視聴した事例

 
【事例】

YouTubeで

【警告】6月から被害者急増

40歳以上の誤操作で個人情報が大量流出しています

というサムネイルを見て動画を視聴した。

 

 
【何が起きたか】

サムネイル内の

「6月から」

という言葉を見て、

「GoogleやiPhoneの仕様が変更されたのではないか?」

という認知が発生した。

単なる興味ではなく、

「自分が知らない変更が起きているかもしれない」

という不安と確認欲求が生じた。

また発信者は普段から視聴しているチャンネルであり、

「この人の情報なら見ておこう」

という信頼感も作用した。

その結果、動画視聴という行動につながった。

 

 
【認知リスク】

 
① 時期指定による緊急性

「6月から」

という表現によって、

過去の知識では対応できない可能性を感じた。

これは

「最新情報を確認しなければ」

という心理を発生させる。

 

 
② 信頼による認知ショートカット

発信者を信頼しているため、

内容の検証より先に視聴行動へ移った。

これは悪いことではないが、

認知安全工学では

「信頼しているからこそ確認する」

という姿勢も必要になる。

 

 
③ 未知情報への探索欲求

の場合、

恐怖だけではなく、

「自分が知らないことがあるのか?」

を確認したい欲求が強く働いている。

これは学習者として健全な反応でもある。

 

 
【ベル(警告)】

🔔 ベル1

「○月から」
「今すぐ」
「急増」

という言葉を見たら、

まず

本当に新しい事象なのか?

を確認する。

 

🔔 ベル2

信頼している発信者ほど、

無意識に警戒心が下がる。

そのため、

「誰が言ったか」

「何を言ったか」

を分けて考える。

 

 
【エール(支援)】

今回は、

視聴後に自分の状態確認まで行っている。

これは非常に良い行動だった。

具体的には、

というプロセスを踏んでいる。

認知安全工学的には、

「不安 → 確認 → 安心」

という健全な流れになっている。

 

 
【ドライブ(行動)】

今回の行動を整理すると、

結果として、

 
事実

 
確認結果

 
感情

 

 
【学び】

今回のケースで重要だったのは、

「怖かったから見た」

ではなく、

「自分の知識の範囲内か、範囲外かを確認したかった」

という点である。

認知安全工学の視点では、

不安そのものが問題ではない。

不安を感じた後に、

というプロセスを経ることで、

認知の安全性が高まる。

 
ケースの一言要約

「未知への不安を、確認と学習によって安心へ変換した事例」

 

sites.google.com