
小さなExcel改善02
シート名と帳票タイトルを別々に変更していると、片方だけを直し忘れることがあります。
今回は、シート名を基準に帳票タイトルを自動表示する小さな改善を紹介します。

シートをコピーした後、シート名とセル内の帳票タイトルを別々に変更すると、修正漏れが起きやすくなります。
シート名を基準情報として使えば、タイトル側の手入力をなくせます。

CELL("filename",A1)で、保存場所・ブック名・シート名を含む文字列を取得します。
FIND関数で「]」の位置を探し、MID関数で次の文字から255文字分を取り出します。
シート名は最大31文字なので、255は十分に大きな値として指定しています。
【注意】
ブックを一度も保存していない場合、CELL("filename",A1)は空白になります。

帳票タイトルのセルには、固定文字「月次売上報告書|」と、数式で取得したシート名を連結します。
シート名を変更すると、帳票タイトルも追従します。
小さな改善ですが、二重入力をなくし、印刷物やPDFの表題の修正漏れを防ぎます。
「月次シートをコピーした後、タイトルの月だけ直し忘れることはありませんか」と問いかけると、身近な改善として会話を始めやすくなります。